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横浜市長旗杯争奪神奈川大会
対戦相手 2回戦:たまプラーザスネークス
準決勝:江戸川ダイヤモンドボーイズ
決勝:相模原イーグルス
場所 神奈川:2回戦・岩戸高校グランド、準決勝、決勝・鈴川グランド
月日 2006年10月14日(土)〜2006年10月15日(日)

 2回戦 1 2 3 4 5 6 R
■ たまプラーザスネークス 0 1 0 1 - - 2
■ 世田谷タイガース 4 1 0 3× - - 7
バッテリー 本塁打 4回コールド 
石川(雄)−駒庭  堀(サヨナラHR) 3塁打:駒庭、 川口 

 準決勝 1 2 3 4 5 6 R
■ 江戸川ダイヤモンドボーイズ 2 1 0 2 - - 5
■ 世田谷タイガース 3 8 3 × - - 14
バッテリー 本塁打  
石川(亮)→登坂   −遠藤 大村(満塁)、 大聖(幻HR)  ※記録上は2塁打 3塁打:駒庭、石川(亮)、瀬尾 2塁打:瀬尾A、駒庭、川口 

 決勝 1 2 3 4 5 6 R
■ 相模原イーグルス 0 0 0 0 0 1 1
■ 世田谷タイガース 0 1 3 0 0 × 4
バッテリー 本塁打  
瀬尾-駒庭 ー  2塁打:石川(亮)A、川口、瀬尾、駒庭 

2回戦:我タイガースは、毎年新チームに切り替わり始めての公式戦が、この市長旗杯となっている。昨年は、ALL5年生チームで、あの関東No1好投手見波くん有する相模原イーグルスに準々決勝で8対9と1点差に追い込むゲーム展開に持ち込むも、惜しくも敗戦の苦水を飲んだのがまだ記憶に新しい。 本年度は10月1日より新体制発足により、新キャプテン乾将太朗、副キャプテン小林慶馬、石川亮の両名を据え、今年の6年生が残した偉大な勝利記録(優勝3回準優勝1回)をそのまま受け継ぎ、また記録を進化させる事を誓ったばかりである。 今年の市長旗杯ではチーム事情により、一部6年生の力を借りて地方大会三連覇(東京大会、千葉大会、そしてこの神奈川大会)の偉業を成し遂げる計画で我々STAFFも戦術を練ってきた。「敵は己」、今日も自分自身に勝つことができれば結果はついてくる、そう試合前に監督・コーチから選手に対し激が飛んだ。 千葉大会決勝で争った好カード、たまプラの先発のその時と同じ関根君だ。川崎遠投力No1という力の持ち主で、千葉大会決勝でもいい感じに抑えられた印象が強い。 初回たまプラの攻撃、2アウトから3番菊池君・4番酒井君の連打で得点圏にランナーを許すも後続を断ち無失点に抑える。 続く裏のタイガースの攻撃、4ボールと2ヒットでノーアウト満塁のチャンスの場面、腰痛でこの日ドクターストップがかかっていたにもかかわらず、このたまプラ戦に異常な意欲を見せていた4番堀隼人がショートゴロで得点に至らない。となれば続く5番駒庭輝がやってくれた!右方向に強烈な突風が吹き荒れる中、見事走者一掃のライトオーバータイムリー三塁打を放ちあっさり先制点を奪う。その後、堀隼人と同じく、この試合を非常に楽しみにしていた6番大村理人も力みすぎによりショートゴロで2アウト。「仕方ないよなぁ〜力むよなぁ〜」と私はボソッとつぶやいた次の瞬間7番川口凌がセンター前へ見事タイムリー!新体制に移行期間中といえど、あいつの分は俺が取り返すといわんばかりのバッティングは確実に継承されているようだ。 2回たまプラの攻撃、1点を失い尚も2アウト2塁の場面。先頭打者の関根君が芯で捕らえた打球は右中間へ抜けてタイムリィ・・・んっ!という当たりを、セカンド新キャプテンの乾将太郎が見事横っ飛びダイビングキャッチ!今思うと、このファインプレーがたまプラに追加点を与えなかっただけでなく、「流れ」をもこちらに引き寄せ続けたワンプレーではなかったであろうか。 その後、たまプラの石井君に右中間を破るホームランを打たれ1点を失うも、先発石川雄貴は安定したピッチングを披露しそれ以上相手に付け入る隙を与えない。又相手に2塁打が飛び出したすぐ後、又もセカンド乾将太郎が横っ飛びでライナーを捕球、あっさりゲッツーを成立させてしまうなど、“守りで光るプレー”が、相手に流れを掴ませない展開となった。 コールド成立がかかった4回裏の攻撃場面、「この回で決めるぞ!」キャプテン乾の放った言葉を目標に、9番大聖直也はセンター前へクリーンヒット、すぐさま俊足小林慶馬を代走へ、ベンチがここで動いた。2点獲ればコールド確定・・タイガースの勝利パターンである。1番石川亮がライト正面で1アウト、2番石川雄貴がショートへの内野安打で1・2塁。お膳立ては揃った。あとはクリーンナップの誰が決めるか・・3番瀬尾晃司はこの日センター前へ2安打しているが、この打席はショートゴロで2塁フォースアウト。ツーアウト1.3塁の場面。今日、2打席凡退の4番堀隼人が打席に入る。「俺が決めてやる」カウント1−1からの外角を左手1本で勝利を決めたライトオーバーのホームランを放ったのである。(2走者生還でコールドゲーム確定の為、記録は2塁打)小学生レベルでもこのバッティングができるのだ、と関心する一振りであった。 ともあれ、新旧の選手がそれぞれ持ち味を出し、大事な初戦に勝利する事ができた。ベンチで見ていても、選手達の試合運びに焦るような場面は一つもなく、個々の成長が確実に感じ取れる内容であった。

準決勝:昨年の市長旗杯は何週間も雨天延期となり、非常に辛い思いをした事が印象に残
っているが、それとは対照的に、本年度は晴天青空“野球日和”の下大会が実施できる最高のコンディションに恵まれた。6時、まだ渋滞と呼ぶには程遠い状態の東名高速道路。私の車の脇を、フィッシングボート(多分、富士五湖辺りでブラックバス狙い)を積んだ1台の車が通り過ぎた。その車内をふと覗いてみると、ドライバー1名のみ・・。「日曜日の早朝、1人で気合は入っているねぇ〜」と私の一言に、助手席の嫁が反応。「向こうさんだって、日曜日の早朝、家族総出で少年野球とは、精が出るねぇ〜って言ってるわよ」これには返す言葉を失う・・・準決、決勝が行われるのは、厚木インターから然程遠くない、「鈴川グランド」両翼86mの文字が、タイガースクリーンナップをその気にさせる。第一試合、準決の相手は8月末に大井グランドで練習試合を行った、江戸川ダイアモンドボーイズ。体格のよい6年生と玉際に強い内野陣(練習試合はノーエラー)に要注意なチーム。試合運びについても前日の横須賀戦を拝見させていただいたが、練習試合の時よりもチーム力は確実に上がっているように思えた。この日先発は、5年生石川亮。公式戦初先発ではやる気持ちを抑えてのマウンドだ。そして女房役は同じく5年生の遠藤誠一郎。こちらも公式戦初マスクで聊か緊張気味。初回石川亮の立ち上がり、簡単に2アウトを取ってから、2本の長短打と1失策であっさり2点を献上してしまう。投球の際、踏み込んだ場所に別リーグで使用しているマウンドがあって気にはなるところだが、立ち上がりの制球力(低めに集める)は今後磨きをかけていく事になるであろう。 先取点を許し相手チームも行け行けムード。「すぐに追いつくぞ!」高野監督の激に応えるが如く、1回裏の攻撃で、3番瀬尾晃司、4番駒庭輝、6番川口凌の2塁打3であっさり逆転に成功する。とにかく打球の速さは半端じゃない、ベンチから見ていても相手の野手が怪我をしないように祈る場面も本当に少なくない。 ダイアモンドも気合が入っている。2回の攻撃適時打により1点を返しすぐに同点とされる。やはり、8月に対戦したときとはチーム力が確実に上がっている。 追いつかれた2回裏の攻撃。8番遠藤大誠の公式戦初ヒットと4ボールで早々と先発投手を降板させる。二番手投手に代わってすぐに、先頭打者乾将太郎のセーフティが決まりノーアウト満塁と絶好のチャンス。ここでこの試合を決定付ける1打が飛び出した!2番大村理人がカウント1−2から放った渾身の一撃は、左中間を深深と破る、感動の満塁ホームラン!打った本人を他所にベンチは大騒ぎ!肝心の場面で理人がやってくれた事に対し、私も感動の余り涙が止まらなかった。 4点を奪い更にタイガースの攻撃は続く。3番瀬尾晃司(2塁打2本、3塁打1本の10割猛打賞)4番駒庭輝(2塁打、3塁打をそれぞれ放ち、怪我でベンチ欠場の堀隼人の穴を申し分なく埋めてくれた)5番石川亮(新チーム4番候補は3塁打を放ち猛アピール)6番川口凌(天才4年生、2−2安打で大活躍)7番大聖直也(2打席目、レフト線を破る2ランホームラン!やったぁ〜、と思いきや、塁審が、「セカンドベース踏み忘れによりアウト」を宣告され幻のホームランに。試合後、監督から、「文句なしのホームラン、やったな!」とホームランボールをプレゼントされた)、ここまで9番小林慶馬の4ボールを挟んだ8連続長短打で一挙8点を奪い試合を決定付けた。 これだけ大量得点をもらえば先発石川亮のピッチングにも力がこもる。ヒットと4ボールでランナーを出すも、この回2三振を奪う気迫を見せ無失点に抑える。3回裏、2番大村のセンター前、3番瀬尾晃司のレフトオーバー3塁打、5番石川亮の犠牲フライで3点を追加し、最終回のマウンドを背番号1の登坂勇生にマウンドを託す。登坂も公式戦初マウンドで結果を残してもらいたい。1アウト後、4ボールと運が悪い内野安打で2点を献上するが、最後のバッターをショートゴロに切ってとり、決勝進出を決めた。三振も一個奪い登坂も結果を残した。この試合の印象は、とにかく皆がよく打った。審判団からもお褒めの言葉をいただいたくらいだ。確かに1番から9番まで、選手が入れ替わっても「タイガース打線」の本質に変わりはない。この時点でメダル確定!あとは金色か銀色か・・選手達の頑張りや粘り、闘争心がどちらの色かを決めるのである。

決勝:市長旗杯決勝、奇しくも対戦相手は昨年敗れた相模原イーグルスとなった。準決勝の“相模原対決(イーグルスvsフェニックス)”の試合を応援席で観戦させていただいたが、両チームとも以前対戦したときよりも確実に選手達の実力が上がっているのが伺えた。特に同点に追いつかれた後の、「足」を絡めたイーグルスの逆転劇は粘り強さを象徴しており、油断できない好敵手との対戦となった。 又、私的なことではあるが、綿貫さん率いる相模原フェニックスも試合後、グランドの周りをランニングし、“次を狙う姿勢”がうかがえ素晴らしいチームだと感じた。道路脇にとても綺麗に並ばれた選手達のバックとシューズを見せられたときに、感動を覚え、と同時に反対側に散乱していたタイガース選手のバックや道具を見て、私も普段からうるさく選手には言っているものの、結局こういう所で選手達を指導できていない自分自身にとても反省した。決勝戦プレーボール!今大会、全て後攻めをGETしたタイガースは、先発瀬尾晃司が僅か4球で3つのアウトをとれば、イーグルス先発の以前練習試合で一緒にお弁当を食べた丸井君も3人10球でしとめられ初回攻防を終えた。 続く2回イーグルスの攻撃で先発瀬尾が踏ん張る。ノーアウトからヒットで出塁し、盗塁を試みた俊足月館君を強肩駒庭輝が久しぶりにセカンドで刺し瀬尾を援護する。しかし、続く5・6番に連続安打を許し、ワイルドピッチもあって1アウト2・3塁の大ピンチ。この場面で瀬尾晃司が1人パフォーマンスを演じてくれた。まずは、大きく離塁したセカンドランナーに対しマウンドを外し足で追って挟みにいく。その様子を見ていた3塁ランナーがホームへ飛び出す。横目でそれを見ていた瀬尾はすかさずターゲットを3塁ランナーへ変更し、3本間でランナーを挟みタッチアウト!1死2・3塁が一瞬にして2死3塁に変わり、次のバッターを空振り三振に切ってピンチをしのいだ。お見事!!「流れはこちらにある!この回先取点をもぎ取れ!」タイガースの選手はこの一言を実践してくれるからもの凄い。2回タイガースの攻撃。1死からツーベースを放った5番石川亮をセカンドに置き、6番小さな巨人川口凌が右中間を破るタイムリー2塁打であっさり先取点を奪う。続く3回の攻撃では、3番瀬尾晃司、4番駒庭輝、5番石川亮の3連続2塁打と6番川口凌のシングルヒットで一挙3点をもぎ取りあと1点でコールドゲームの状況を作り上げる。しかし、先発の丸井君も4回・5回とタイガース打線を3人づつに切ってとり思うように追加点を取れなかった。一方、イーグルスも先ずは先取点!という形で、ヒットと足で何とかランナーを3塁まで進めるも、この試合1番光っていた、「タイガース鉄壁の守備」の前に、どうしてもホームを踏む事ができない。昨日に引続きセカンド乾将太郎が、タイムリー確実かと思われた打球をダイビングキャッチでアウトにすれば、センター前ヒット確実のタイムリーな打球を、大リーガーばり超ダイビングスーパーャッチをセンター小林慶馬が披露する。あっぱれ!又、決勝戦というプレッシャーの中、公式戦初出場のショート滝沢優太も、見事なグラブ裁きで次々とアウトを重ね、ベンチとして本当に安心して見ていられるショートの存在を確信した。最終回、イーグルス主砲月館君の意地の1撃で1点を失い、尚も1アウト満塁のピンチに。ホームランが出れば一挙逆転の場面。しかし、小学最後を締めくくるに相応しい、瀬尾の気合が入った投球は、1−2−3のホームゲッツーでかわし見事決勝戦に勝利した。 神奈川支部長が、閉会式で言っていたが、「よく鍛えられたチームで関心した」というコメントに少し違和感を感じた。チームが凄いのではなく、鍛えられる事に対し、途中で投げ出さずにチームを信じ、ここまで頑張ってついてきて、そして結果を出した選手達一人一人に関心・感動して欲しい、これが正解だよなぁ〜と、独り言を発した。新チーム発足後、6戦6勝!少し出来すぎの感はあるが、今年度のタイガースはここから始まる (堀 秀人)